三島由紀夫 金閣を燃やすある種の天才について

えー何度も同じことを言うのは野暮なのですが、このブログはしこる手が左か右かというについて議論するブログではありません。ちなみに左手です。なんなら、しこりおえてそのままこれ書いてるので、ちょっとこのブログからイカ臭さを感じますね。

 

 

というわけで、アクセス数を増やしたいので、タイトルを文豪にすることでつられて検索してくれる人の力で数字を稼ぐ算段にでることにしました。いや、まぁちゃんと話をするので許してください。

 

えー結局悩んだんですけど、金閣寺にします。アクセス数稼げそうなので・・・

 

結構この話twitterでしてるんですけど、なんか結構あれな人からリプをいただいたりして、頻繁に消しているので見たことある人もいると思いますが、許してくれ給え・・・・・・・

 

ていうか、この文章結構ブログっぽいですか?なんていうか、語り口調を意識して書いてるんですけど、ちゃんと文章になっているか心配になっちゃって、いや、なんか「これから、金閣寺といふ物についてかく語るとしよふ・・・」みたいなのになってたらいやだなというか、どちらかというと太宰的な、うーん、ちょっとめんどくさいし英語にしようかなI am ・・・無理なんで辞めます。

 

話がわき道にそれてしまったので元に戻るとして、まず金閣寺についてはみなさんご存知だと思います。あの、京都にあるやつですね。正式には違うようですが・・・

 

 

これを題材にして、三島由紀夫が本にしたわけですね。どうでしょうか?聞いたことはあるけど読んだことないって人も多いと思います。なんか戦後文学の金字塔とか、最高傑作だのなんだの、かなりというかめちゃめちゃ評価されていますよね。でもこういうのって評価されているのがなぜなのかわからないけどそれは当たり前なので、やっぱり読んでみてから考えることにします(前回に比べて、大きな進歩!)

 

なので、今回もまずは金閣寺を購入し読むことに・・・・・・

 

 

 

 

 

わけわかんねええええええ・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

いや、本当にわけわかんないし、読むのに体力使ったよ・・・・・・・

 

 

まず、一つ一つの文が難しい。意味知らないのばっかだし、わざと使ってるんかな?なんか一次予選みたいな感覚。一次予選敗退してるけど……と思いながらまぁ苦労しつつとりあえず形だけでも読み終わったのですが、前回同様、個人的見解が多分に含まれているので、あらすじと感想だけでいいよって人はそこまで読んでくださると嬉しいです。

 

まず、あらすじ。主人公溝口はおさないころから父親に金閣の美しさについて教わり、その後そこで働くことになり、そこで美しさを知り、いろいろな人間との経験も合わさって、放火しようと決める・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

ja.wikipedia.org

 

 

 

めんどくさいので、wiki参照しました。これ怒られたりしないかな・・・ダメだったらどうしようとおもうけど、まぁいいや。とりあえず、うまい説明はここに書いてあるので読んでみてください。

 

 

そうですね、読んだ感想としては、なんで金閣寺に魅力を感じたんだろうとか、柏木の会話すげー長いなとか、まぁなんかそんな陳腐な感想しか出てきませんでした(本当にごめんなさい)。まだ早かった気がします。あまりに難しすぎる・・・・こんな文章かける三島由紀夫ってすごいな、今までで読んだことないよこんなの・・・これが純文学か・・・・的な感想です。

 

 

 

 

はい、これ完全に反省してないのばれてるわ、前回も同じ感想とあらすじ書いて謝って終わったわ。言い訳させてくれ~~~~~、本当にタイピングめんどいねん・・・というかこれくらいの感想しか生まれない・・・素直に母乳出す勉強しておいしいおっぱいしゃぶるとするか・・・・・・・・こんな感じであらすじと読んだ感想でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

というわけでここからは前回同様、個人的見解で評価される理由を勝手に納得するあれやります。

 


ていうか、変ですね。なんかあらすじと感想で違う人やってんの?くらいの変わりようで草、これ溜め取りというか、初見で読んだ後数ヶ月かけて色々調べたりして自分の中で吟味して納得した結果を書いてるので、人が変わってるというなんかあれありますね。まぁそんな感じで大目に見てほちぃ… 



まず、三島由紀夫って本読む前は作家というより、事件起こしたりスピーチしてる人というイメージでした。正直作品読むの怖かったです。結構そういうのありません?いわゆるそういう本、エロ本とは違うなんていうのかな、まず、買いの怖いしカバーかけないで外で読むのも怖かったです。まぁそれは置いといて、三島由紀夫の本ってまず前提というか背景知識がいるんですよね。例えば、天才とかを当時人類が到達しようとして到達できなかった月に例えたりするんですよ。ほかの作品で豊饒の海という作品は、月の海をラテン名に置き換えて日本語訳したもので、内容も天才の生まれ変わりの行動を見守る話なんですよ。つまり、天才とか美しさ(絶世の美女とか)そういうのって今は月に到達してるし化粧とか整形で顔変えられるけど当時は絶対到達しえない世界というか努力とかでは届かないものとして月に例えていたと思うんです。まぁあと、海とか夏とかいろいろあるんですけど、今回は金閣寺なので月だけで大丈夫な気がしますのでこれくらいにします。

 

ところで、小さいころ親に言われたことって今になってもそういう偏見を持つというか当たり前のように感じてたりしませんか?

 

例えば、地球は太陽の周りをまわってるとか、今住んでるところは地球だとか、これは水とか、なんでだろうとならず、「そういうものなんだ」という形というかそれが当たり前だから疑問に思うこともないことというか、暗黙の了解みたいなものです。

 

この作品では主人公は幼いころから父親に「金閣の美しさ」を教わっていたんです。これって結構重要な要素と思うわけです。つまり、背景知識である美しいものとか天才とか触れられない場所にあるとされた月がこの主人公は金閣寺だったわけです。それで、漠然と美しさとか、昔から抱いてきた月への感情(竹取物語とか、なんか短歌でも結構月に関して詠むし、中秋の名月とかでもあるし)をそのまま金閣に抱いていたわけですよ。知らんけど多分な。それでいざ金閣を見るとやはり美しいんですよ。でもそこでは人が簡単に出入りしているわけです。いや、どういうことやねんと、美の絶対性崩壊しとるがなと、そうなるわけです。(現に誰もいない夜の静寂な金閣を見て美しさを強く認識する)

 

 

だから、燃やすんです。やんでれかな?金閣の美しさは絶対でなければならない。つまりなくなれば自分の中で美しい金閣のまま永遠になるわけです。

 

 

 

っていう枠組みの中で三島由紀夫は城を建築するんですよ。ただでさえおなか一杯なのに、天才の枠組みに天才の城を作り上げるんですよ。こんなんできひんやん普通・・・・三島由紀夫半端ないって・・・

 

 

ここで、天才的な城を作り上げるために重要な人物が柏木という足に不自由を持った友達なんです。この友達、生まれつきの病気で足が不自由なんですけど、主人公にないものをかなり持っているんです。それで会話も根源的な事象というか、世界そのものとか語りだすんですね。

 

 

これ、言われるまでわからなかったんですけど、源氏物語の柏木から来ているらしいんです。源氏物語の柏木とは、主人公の光源氏の妻、三宮と不倫して、ばれてその後悔から重い病になって死んでしまうんですけど、三宮が柏木の子供を懐妊しているんです。そして、その子供が薫、また、光源氏の孫である匂い宮との話が「雲隠」のあとから第三部で行われるんですが、この雲隠れの間に光源氏がなくなるんです。つまり太陽が雲に隠れるんです。ということは、太陽が隠れてしまうので何も見えません。じゃあどのように存在のすばらしさというか評価を行うかと言ったら、嗅覚ですね。この時に匂いと薫り、どっちがいいですか?という質問に、大体の人が薫りと答えると思います。てことは、薫のほうがいいってことですよね。光源氏の孫より、柏木の息子のほうが優れているととらえられているんですよ。これ結構衝撃じゃないですか?そしてさらにこの後、紫式部は八識という人間の認識?について薫の恋を通して説くらしいんですね。(これは詳しく知りません)

 

 

つまり、柏木が根源となって、紫式部は人間を説いたわけですよ。つまり、金閣寺での立ち位置での柏木とかなり似てると考えて至極妥当であると言えるんです。

 

 

すごくないですか?天才的な枠組みに源氏物語をモチーフにした城を立ててしまったということなんですよ、多分。源氏物語との関連は本当にすごすぎるし、あくまで意見の一つなので、逃げ道作っときます。

 

 

 

 

いや、すごすぎだろ・・・・・こんな内容が多分にちりばめられているんだろうなとおもうと(有為子と軍兵のやり取りとか、住職の女遊びとか)、自分の文学の知識のなさに悲しくなるばかりです。

 

三島由紀夫の思想とかはよくわからないけど、こうやってクイズみたいな感じで本かいてるの本当の天才にしかできないんだろうなと思いました。何回も言ってますが、これは個人的な見解をただ述べて、ただ納得するブログなので稚拙さ、幼稚さに見苦しく感じてしまうかもしれませんが許してほしいです。ていうか、今回に関してはほかの人の見解入ってるし。とりあえず、この源氏物語との関連性を教えてくれた僕の師匠に一歩でも近づけるようにこれからも本を読んでいきたいと思います。(もう会えないんですけど‥‥)

 

 

 

 

どうしよ、重い話になっちゃた。

 

 

 

異世界かるてっといいですよね。神曲だし神アニメだしこれからどうなるんだろう。

 

 

 

 

前回同様、こんなの愚だとか、お前は何もわかっちゃいないみたいなの受け付けております。(できれば、理由と自分はどう思うなどの見解なども付けてくれると嬉しいです)

 

ということでまた4000字くらい書いちゃったよ・・・・大学のレポートでもこんなに書いたことないのに・・・・・おじさん疲れちゃったので、いいエロ同人枕にして寝ます。


次どうしよっかなぁ〜、もう一回三島由紀夫にしようかなと思ったけど、それはなんかあれだし森鴎外にしようかなと思います。短編一個なので短めです。すぐ読めるし、書くの楽だしwin-winだね

 

 

 

 

読み返したけど、話飛躍してるし最悪な文章になってるわ、ごめんなちゃい。それでは、(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪